2016年6月14日

6月8日の活動を終えて

日本では6月4日は6(む)4(し)にちなんで、
口腔衛生週間(虫歯予防デー)です。
多くの市町村や自治体では、歯の健康に関するイベントがたくさん
行われます。
どんぐり文庫でも、むし歯予防をテーマに活動しました。

まずは、いつも通り「どんぐりころころ」を歌いました。
6月らしく「カエルの合唱」「でんでんむし」も元気よく歌えました。
カエルの合唱では輪唱の練習をしましたが、初めてとは思えないほど
上手に歌えて、お母さんたちも驚いている様子でした。

行事説明では、カレンダーを使ってどの日にどんな行事があるか
分かりやすくまとめました。


かわいいイラストを使って、梅雨、衣替えや夏至などを説明すると、
イラストのおかげか、子供たちは食い入るように見てくれました。

「今日のどんぐりさん」のコーナーでは、最近はどんぐりさんへの
質問がたくさん出るようになり、活発になってきました。

今月のお誕生日のお友達をお祝いした後は、絵本の読み聞かせ。
今回は、五味太郎さんの「みんなうんち」です。
動物たちがたくさん出てきて、楽しく学べるお話です。
虫歯予防がテーマなのに、「なぜ うんちの話をするのか?」
と思われたかもしれませんが、子供達がより理解しやすいように、
むし歯菌が作り出す歯垢や酸を「うんち」「おしっこ」に例えて
説明するためでした。

むし歯を経験したことのない子には、単に「むし歯になるよ!」
と言っても、あまりピンときません。
でも、「むし歯菌がお砂糖を食べて、うんちやおしっこをするんだよ」
と説明してあげるととても分かりやすいのです。
また、小さい子供には「うんち=きたない」とイメージできるので、
歯を磨かないと歯が汚くなるという風に教えてあげるのが効果的です。
むし歯菌が餌とするのは「砂糖」であることは、小さいながらに
理解している様子でした。

イギリスでは、小さい子供が小児歯科の先生を受診して、
満足な治療を受けることはとても難しい状況です。
むし歯になって困るより、むし歯にしない子育てを見直すいい機会に
なってくれたら、幸いです。
これからもおうちで、時々、おやつを含む食生活やむし歯予防について
お話してみてくださいね。

0 件のコメント:

コメントを投稿